【BOOK】にがにが日記(と生活史と医療の話)
タイトルのとおり「日記」なのだけど、1日分の日記の中でも話題がどんどん移り変わっていって、その日(またはもっと長期間)に起きた出来事、思いついたこと、昔の話……なにしろテンポが良い。 人間、なんとなく一貫しているフリをし...
タイトルのとおり「日記」なのだけど、1日分の日記の中でも話題がどんどん移り変わっていって、その日(またはもっと長期間)に起きた出来事、思いついたこと、昔の話……なにしろテンポが良い。 人間、なんとなく一貫しているフリをし...
<仕事> 例年通り、一般向けの医療情報から医師向けの資料・学会記録集、開業医向け経営情報まで、医療にかかわるものを幅広く執筆・編集。領域もさまざま。 全体的には、DXやAIなど、「医療×テクノロジー」のコンテンツがやや多...
2023年は統計関連のセミナーにいろいろと参加したこともあり、基本的なことをきちんと復習しておきたいなと思って手に取った本。タイトルのとおり「基礎のキソ」が分かりやすく書かれている。基本的な用語が易しく説明されているほか...
スキルやテクニックとしての聞き方や話し方ではまったくなく、自分や相手を「尊厳を持った一人の人間」として扱う方法、という感じ。沖縄の少女の調査を続ける研究者や、ユマニチュードの創出者など、さまざまな人へのインタビューも交え...
外国人とのコミュニケーション=英語、と思われがちだけど、日本に住んでいる外国人には英語よりも日本語の方が通じるのだそう。それなら「英語ができない…」と悩むのではなく日本語を使ったほうが早い!ということで、多くの人に通じや...
もともとは10年以上前の本で、最近文庫になったもの。電車に乗ったときにだらだら読んでいたので、最初のほうの内容とかだいぶ忘れてるんだけど、いろんな矛盾とか葛藤みたいなものがずっと胸の中にぐるぐると渦巻くような、そんな後味...
建物の内部だけでなく外壁にまでアートが施されている、四国こどもとおとなの医療センターについて書かれた本。間違いなく「ホスピタルアートがとても素敵な病院」なのだけど、ホスピタルアートがただ存在するだけではコミュニティはでき...
健康第一の社会は、どこか窮屈なところがあるのではないか?いや何を言っているんだ、健康が大事なことは否定できないし、それを国家が守ることも当然じゃないか。そう答えて話を終わりにしてしまうのは簡単であり、そしてまたそれが常識...
望ましい選択を自発的に行えるように「そっと後押しする」ナッジと、健康や医療に関する情報を収集し、活用する能力であるヘルスリテラシー。ヘルスリテラシーの向上は重要だが、実際にはリテラシーが不十分な人や、健康行動に移せていな...
國分 依存症や孤立に陥っている人の「助けて」が言えない性質、つまり援助希求能力の低さというのは他人事ではなく、僕自身もこの問題の当事者だと思っています。……(中略)……ワーカホリックも僕自身にとって深刻な問題です。……(...