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文章の書き方

魅力的な文章の書き方講座3:具体的な言葉のつくりかた

投稿日:2017年12月3日 更新日:

過去にお送りしていたメール講座「魅力的な文章の書き方講座」を、順次ブログに公開しています。

 

※第1回と第2回はこちら。

魅力的な文章の書き方トレーニング1:体温の感じられる文章を書こう。

魅力的な文章の書き方トレーニング2:ボキャブラリーを増やす

 

今回は第3回。引き続き、言葉について扱います。

 

具体的な言葉で書くことの大切さ。

伝わる文章を書くためのポイントの1つが、できるだけ曖昧な言葉を排して、具体的な言葉を使って書くことです。

 

なぜ具体的な言葉が必要なのか?

 

文章って、自分ではきちんと伝えたつもりでも、相手にそのまま伝わるとは限りません。目の前に相手がいないので、ジェスチャーも使えないし、声色や表情もわからない。使えるのは言葉だけ。

そんな状況で、ふんわり抽象的な言葉ばかりの文章を書いてしまったら、伝えたいことが違う意味で受け取られてしまうおそれもありますし、いくら熱い想いを伝えたつもりでも、下手すると、「7割減」ぐらいでしか伝わっていないことも。

だから、少しでも誤解や曲解を防ぎたければ、少しでも自分の想いをそのまま伝えたいと思うのならば、誤解の余地のない具体的な言葉を使って、はっきりと伝えることが必要なんですね。

 

じゃあ、「具体的な言葉」ってどういうもの?

では、何をもって「具体的」と言えるのか?

 

「具体的な言葉」というのは、

 

絵が描けるぐらい、イメージがはっきり浮かぶ言葉

 

と思ってください。

 

例えば、「りんご」と言われれば絵が描けますよね。

これが「赤いもの」とか「丸い食べ物」といった抽象的な表現だったらどうでしょうか?

赤いもの…ポスト??丸い食べ物…みかん??

この表現だと、いったい何を描いていいのやら、答えが絞れず迷ってしまうのではないでしょうか。

 

書き手の頭の中にいくら「りんご」がイメージされていたとしても、こういう抽象的な書き方をしてしまったら、読み手が「りんご」だと受け取ってくれる可能性が低くなってしまいます。

また、読み手としても、あいまいな表現で書かれてしまうと、「赤いもの…ふーん…なんかよくわかんないけど…まいっか」って、もやっとしたまま通り過ぎるしかなくなってしまうんですね。

 

さすがに「りんご」を思い浮かべながらわざわざ「赤いもの」と書く人はいないと思うのですが、ご自身のことやお仕事のことを伝えようとして、ブログやSNS、Webサイトなどの文章で、似たようなことをしていませんか?

 

サービスの告知文や、毎日頑張って書いているブログ、「ふーん…」で通り過ぎられてしまったら、困りますよね。

「なるほど!」「面白そう」「ああ、耳が痛い…」など、読み手に何かを感じてほしい。関心を持ってほしい。価値を感じてほしい。そして、できれば購入してほしい。そうですよね?

 

誤解なく伝わる「具体的な言葉」のつくりかた

では、どうやったら具体的な言葉をつくれるのか?

 

自分の出した言葉に、ツッコミを入れまくることです。「それってどういうこと?」って。

 

例えば、前回の最後に出したワーク。

 

あなたが思う「輝く女性」って、どんな人ですか?

 

バリバリのキャリアウーマン?

家事を完璧にこなす主婦?

畑仕事に精を出す農家の奥さん?

誰とどこに住んでいて、どんな服を着ていて、どんなメイクが似合いそうですか?趣味や特技は?性格は?

どんな風に輝いているのでしょうか?社会的活躍?人あたりの良さ?見た目の美しさ?

 

「絵が描けるかどうか」という基準で考えると、かなりツッコミがいがあるのではないでしょうか?

 

他にも、抽象的表現はたくさん使われています。

 

例えば、「自分らしさ」。

あなたがイメージする自分らしさって、何ですか?自分に似合う服やメイクをまとうこと?飾らない自然なキャラのこと?個性的なスタイルを前面に出すこと?頑張るのをやめること?

 

例えば、「成功する」。

あなたが定義する成功って、何ですか?何億も稼ぐこと?豪邸に住むこと?有名人になること?結婚して家族を持つこと?安定した暮らしが手に入ること?

 

どれも、とても多くの人が使っていて、誰もが知っている言葉のはずです。でも、冷静に考えてみると、みんな少しずつ受け取り方が違う。

 

誰でも知っている言葉だから…と、抽象的な言葉を何も考えずに使ってしまうと、みんなそれぞれ、自分の思った通りの絵を頭の中に描いてしまう。その結果、あなたの意図が伝わらなくなってしまう…ということなんです。

 

言葉選びは「感性」だと思われがちですが、感性だけでなんとなく選ぶものじゃない。

「絵が描けるぐらい、イメージがはっきり浮かぶ」言葉が具体的な言葉なのだとしたら、それはつまり、自分の中で、伝えたい内容がそれだけはっきりしていなければならないわけだから。

 

あなたの文章を読んだ読み手は、頭の中にはっきりした絵が描けそうですか?

その前に、あなたの頭の中には、はっきりとした絵が浮かんでいますか?

 

本日のワーク。

まずは今回の復習。

あなたが思う「輝く女性」とは?

今回のメール講座の内容を踏まえて見直した後、できれば、ご自身のブログやSNS等で発信してみてください。文章は人目に触れるほど上達します^^

※このテーマで書きづらいと感じた方は、代わりに、あなたの思う「幸せ」について投稿してみてください。

 

自分にインタビューをしてみてください。

あなたは起業家として、雑誌のインタビューを受けることになりました。そのインタビューでの質問と回答を考えてみてください。

(起業していない方は、今の仕事について聞かれると想定してください)

 

(1)インタビューではどんな質問をされそうですか?起業のきっかけ?これまでのキャリア?

インタビュアーになりきって、思いつく限り書き出してみてください。

 

(2)(1)で書き出した質問に回答してみてください。

インタビューですから、回答に対して、さらに質問が返ってくることもあるはずですよね。できる限り、自分にツッコミを入れてみてください。

 

文章の書き方講座はあと4回。内容がけっこう濃いので、時間のあるときに少しずつ取り組んでみてくださいね。

 

 

※それでもやっぱり文章が苦手…と思ってしまうあなたへ。あなたの文章を読まれる文章に変身させるサポートサービスはこちら。

 

 

 

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