oikawachie official website

雑食系フリーランス 及川智恵/世界には、人の数だけ「面白い」が溢れている。

文章の書き方

お客様目線で「役に立つ文章」の書き方とは?

投稿日:

個人事業主から企業まで、日々いろんなブログを編集しているもんで、必然的にいろんな人の文章を読むことになります。

 

そんな中でたびたび感じるのは、

 

あなたはわかるだろうけど、お客様(読み手)はこれじゃ何もわからないよね?

 

という記事が多いということ。売る側は専門家だったりしますが、お客様に伝えるためには言葉足らずだったり、無意識に上から目線になっていたり…。

 

どんなに良いテーマを選んで良い内容を書いていたとしても、それじゃ伝わらないし、読み手に嫌悪感を与えてしまうし、途中でページを閉じられてしまうし、もう二度と訪問してもらえないかもしれないわけです。

特にブログから仕事につなげたい人の場合、やっぱり「役に立つ記事」が書けることって大事だと思うんですね。情報がなければ、お金を払ってまで仕事を頼むに値しない人だな…って思われても仕方ない。

 

で、この「役に立つ」って、「お客様が役に立つと感じる記事」ってことであって、提供側が「絶対役に立つ!」と思って押し売りしてもダメだったりするわけです。

よく「お客様目線」みたいなことが言われますが、読み手の視点に立った役に立つ文章ってどうやったら書けるのでしょうか?

 

 

「1記事1テーマ」で読み手の期待に応える

 

まず、最後までテーマが変わらないまま読み切れること。

ついつい、書いているうちに脱線して違う方向に話が進んでしまう…ということがありますが、「1つの記事には1つのテーマしか書かない」というのが文章の大原則です。

世の中にはそうじゃなくても面白い文章がたまにありますけど、それはその書き手がすごいだけなので、仕事用ブログなら原則を守ったほうが良いです。

 

読み手はタイトルを見て「あ、この話読みたいな」「この情報知りたいな」と思って読み始めるはずです。タイトルから「こんな情報が得られそう=知りたい、読みたい」という期待をある程度持つんですよね。

だから、途中で話がずれてくると、「あれ?読みたかった話と違う?あれ…?」って感じるわけです。あるいは「あれ?これ何の話だっけ…?」ってなる。わけがわからなくなって、途中でページを閉じてしまう。文章が期待に応えてないから。

 

例えば、「バレンタインチョコのレシピ紹介」というタイトルの文章があったとします。

すると、自分でチョコを作りたい人が「お、読みたい」と思って読み始めるでしょう。チョコづくりのための材料や手順が説明されてると思って読み始めますよね。これを読めばチョコが作れる!と。

 

でも、チョコを湯せんしたところで、「バレンタインなんて、こんな面倒なイベント要らなくない?ゴディバだって義理チョコやめようって言ってたじゃん!」っていう情熱的な意見文にすり替わってしまったら…?

レシピを知りたい人は、レシピが最後までちゃんと知りたいわけで、途中から「イベント不要論」を書かれても困りますよね。これこそ読み手の期待に応えていない。だってこれじゃチョコ完成しないもの…!

 

義理チョコが要らない話は別のテーマ。書きたいのなら別途書けば良いわけです。1記事1テーマの法則に反してしまって、読み手を混乱させてしまいますし、読み手の期待に応えないことになってしまうから。

 

私はだいたい、タイトルの欄に「こんな感じのことを書く」っていう目安を入力してから本文を書き始めて、書き終えたら一度読み直して、最後にタイトル(完成形)を付け直しています。

タイトルに見合った中身になっているのか?中身はちゃんと1つのタイトルを付けられるような一貫性を保っているか?途中で脱線してるな…と思ったら脱線箇所は削る。脱線箇所のほうが長くなってしまったら、いっそテーマもタイトルも変えてしまいます。

 

 

具体的に書くことで読み手の目線に近づく

 

あとは、その1つのテーマを具体的に掘り下げて書くこと

どこまで具体的に書けばいいのか?という按配は、読み手やテーマ次第で少し変わってくるのですが、何となく私の感覚だと、専門知識のある書き手側って、「これぐらいわかるでしょ」とざっくり抽象的に書きがちではないかと思います。

うわべだけをすくったような抽象的な文章って、表面的にはわかったような気持ちになれるんだけど、うまく頭に入ってこないんですよね。わかった気がするのは読んだ瞬間だけじゃないだろうか…。

 

さっきのチョコのレシピの話で言えば、ざっくり抽象的な文章って、「チョコの作り方?チョコを溶かして固めればおっけー♪」みたいな感じです(笑)。

これ、チョコ作ったことある人なら作れるかもしれないけど、初めて作る人には非常に不親切ではないでしょうか。「溶かして固める」で通じる人は、わざわざレシピ探さなくてもチョコ作れそうだよ。

おそらく、もっと手順を詳しく書かないと、レシピを探してるような人はチョコ作れないはずです。でも冗談抜きで、そういう書き方の人が多いのです…。

 

掘り下げ方はいろいろありますが、「読み手がなぜ自分の文章を読みたいと思うのか?」「自分の文章を読んだら読み手は悩みを解決できるか?」といったあたりが目安になるかと思います。

チョコのレシピの記事だったら、読み手はたぶん「チョコを作りたい」って思っているわけです。だから、ちゃんとチョコが作れる文章を書いてあげてください。読み手が確実にチョコを作れるようにするには、どんな情報が必要か。

  • 「チョコを溶かす」ってどうやるんですか?
  • そもそも溶かすためのチョコってどんな種類がいいですか?
  • 溶かしたらどうやって固めるんですか?
  • どんな道具を用意すればいいんですか?
  • どのぐらいの分量のチョコとかその他材料が必要ですか?

…などなど。実際に手順を思い浮かべながら書けば、それほど難しいことではないと思います。

 

※具体的に掘り下げる方法については、こちらもぜひ参考に。

魅力的な文章の書き方講座3:具体的な言葉のつくりかた

 

 

役に立つ記事=「動く」記事

私がお手伝いしているのは、何らかの形でブログを仕事につなげたい人たちです。

で、その文脈で「役に立つ記事」って何だろう?って考えると、読み手が「これならできそう!」「やってみよう!」「自分もこうなりたい!」「わあ、面白い!」「これすごい!」などと思うような記事…つまり、

 

読んだら心や身体が動く記事

 

なのではないかな?と思うんですね。「申込」とか「問い合わせ」も、読んで身体が動くってことだし。

頭の中だけで「ふーん」って思っても、そこで終わってしまうことが多い。でも、現実的にアクションを起こしたい!起こそう!って思えたり、心が勝手に「わあ!」と動いてしまうのは、それだけ力がある文章の証拠だと思うのです。

 

「現実的に」と書きましたが、そこがけっこうなポイントで、

 

読み手の現実まで書き手が降りていけるかどうか

=読み手が具体的に(リアルに)イメージできるかどうか

=読み手が実際に行動してみようと思えるかどうか
(ハードルが高すぎても低すぎても行動のモチベーションは上がらない)

 

だから、一貫性と具体性が大切になるわけです。そのほうが読んだときに頭に思い描きやすいから。

「チョコのレシピの話をするよー」「こうすればチョコ作れるよー」っていう文章なら、読み手が「これならチョコ作ってる自分がイメージできる」「これなら私にもできそう」って思えたら成功です。

 

どうしても専門家側は、読み手側(素人であることが多いですよね)の目線を忘れがちですが、自分がプロではなかった頃を思い出すとか、自分がまったく詳しくないものを買うときの気持ちを考えるとか、「提供者」ではなく「消費者」としての自分を思い出すのが1つの手になりそうです。

 

※こちらの記事も参考にどうぞ。私のコンサルに来た人8割ぐらいにこの記事伝えてるような…。

【購入につながる伝え方】お客様との関係は「縦」と「横」で築く

 

※「読み手の目線」ってなかなか難しい…客観的なネタ出し、文章の編集などをお手伝いしています。ちょっとのことでアクセス変わります!

もし、文章があなたの代わりにお客様を連れてきてくれるとしたら。【WordPress記事編集サポート】

 

 

-文章の書き方

執筆者:

関連記事

先生になりたかった私から、教えたいことが消え去った話

子供の頃「学校の先生になりたい」などと言っていた時期があったんですけど、社会に出て初めての仕事は英会話講師でした。英検もTOEICも教えてましたね。 その後も、カラーセラピーを教えたり、写真加工を教え …

【ブログで集客したい】あなたの文章はレベルいくつ?

「ちえさんの文章読みやすい」という一言から始まって、文章講座をやってみたり、コンサルをしてみたり、はたまた代筆サービスをやってみたり、ごちゃごちゃといろいろなことをやってきました。 で、今はWordP …

チョコミントには抵抗勢力がいると聞いて

※こちら、「みんなでブログを書く会」の時間内に書き上げた記事です!     「写真撮ってもいいですか?」   日が沈んで真っ暗になった18時過ぎ。カフェでメルマガの原稿を …

魅力的な文章の書き方トレーニング

魅力的な文章の書き方講座5:わかりやすい文章構成=相手への思いやり

過去にお送りしていたメール講座「魅力的な文章の書き方講座」を、順次ブログに公開しています。   ※過去記事はこちら↓ 魅力的な文章の書き方講座4:自分を徹底取材する 魅力的な文章の書き方講座 …

魅力的な文章の書き方トレーニング

魅力的な文章の書き方講座6:最後に効かせるスパイスで飽きさせない

過去にお送りしていたメール講座「魅力的な文章の書き方講座」を、順次ブログに公開しています。   ※過去記事はこちら↓ 魅力的な文章の書き方講座5:わかりやすい文章は、相手への思いやり 魅力的 …

What’s New

【What’s New】
*最新情報をお知らせします*

エッセイ集「人間観察日記」Amazonで発売中!

フォトブック「レンズたちのむこう側」発売中!

 

「雑食系フリーランス月報」
↓↓近況や内緒話など毎月5日にお届け中↓↓
メルマガ登録フォーム
お名前  *
メールアドレス  *