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【個展最終日】きっと人生は見せ物で売り物だ。

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個展「レンズたちのむこう側」、いよいよ今日が最終日です。

及川智恵 個展「レンズたちのむこう側 in 東京」2018.1.12-14

 

10数年ぶりに友人に会えたり、数年来のお客様にお会いできたり、さらに、こちらに来てから宿で知り合った人たちまで来てくださって(オーナー作品買ってくださってありがとう!)、にぎやかな土曜日になりました。

通りすがりのおばさまに褒められたの嬉しかったな。たぶん絵をたくさん見ている方なんだと思います。私も感覚的にしか理解していなかった視点を教えてくださり、とても良いって言ってくださった。

不思議な顔で出ていく人もいるけれど、絶賛してくださる方もいる。まあそういうものだし、生の反応ってとても面白いです。

 

 

これは少し前からうすうす感じていたことなのだけど、昨日お客様に言われて改めて感じたことがあって。

 

多くの人が私のやっていることを面白がって眺めていてくださる。私の発する言葉を愛してくださっている。

それはサービスを受けるとか作品を買うとか、そういう行動につながる場合もあればそうでない場合もあるのだけど、どちらにしても、何年もの間、私のことを見てくださってる方々がいる。

活動の方向転換をしても、その潔さ(というか無謀さw)とか新しさ(というかバカさ加減w)とかを楽しんでくださって、どうなることやら観察してくださっている人がいるっぽいのですよ。一定数。それもけっこう幅広い層の人たち。

 

私はいろんな仕事をしていて、サービスもいろいろやってきて(やめたものも多いけど)、作品まで創って売っているわけだけど、たぶんそういうものは単なる「だし」みたいなもので。

本当に売っているものはたぶん私の人生そのものなんだな、と思いました。

そう、私の人生はたぶんある種の見せ物。自分の意に沿わないものをやろうとは思わないけれど、私が私らしく生きることで周りの人が面白いと思ってくださるなら、それはリアルなエンターテインメントってことだ。

 

人を楽しませるには、引き出しがたくさん必要です。

私はずっと芸術畑で生きてきたわけじゃないし、作家としては中途半端な部分もあるかもしれない。というか、いろいろなことをやるということは、どれもこれも中途半端になるリスクを背負うことです。

でもね、上述の絵のお好きなおばさまが言ってくださったのです。「いろいろなことをやってきたのが、すべて頭にしっかり蓄えられているからこそ、すばらしいものが創れるのね」って。

アートに役立つのはアートだけじゃない。それと同じで、仕事もすべてそうなのだと思う。実際に私の頭にどれだけ蓄えがあるかはともかく、なんだか救われたような気がしました。

 

作品を売るって、たぶん私の人生の一部を切り売りするようなもの。それを買ってくださるということは、作品自体を気に入るのはもちろん、その背後にある私の何かに共鳴してくださって、その一部を持っていようと思ってくださるということなのかもしれない。

私の言葉や写真から得られるものを、会場で感じた空気を少しでも手元に置いておこうと思ってくださることなのかもしれない。なんというか、ショーのパンフレットを買うみたいな感じで。

 

大した人生を生きているつもりもないですし、偉そうなことを言いたいわけでも全然ないのですが、こんなんでよければいくらでも見せ物として差し出したいと思います。まだまだ面白く生きたいもんです。

 

今日が個展最終日。今夜、東京に帰ります。次、関西に来る日はいつになるかわからないので(本当に予想不可能)、今日のうちに、ぜひとも。

【個展まであと1日】東山駅からあーとぺーじ唯心への道順

 

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