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INTERVIEW

【生き方事典5】勝ち取った1枚から広がるホスピタルアート(パステルアート作家/歯科医師 青木久子さん)

投稿日:

インタビュー企画「生き方事典」、2019年もよろしくお願いいたします。

※過去の「生き方事典」はこちらからどうぞ

 

「生き方事典」5人目は、パステルアート作家であり、歯科医師でもある、青木久子さんです。

 

青木久子
パステル和アート正インストラクター、曼荼羅ワーク®︎ファシリテーター。現在はパステルアートの制作やワークショップを行っている。
歯科・口腔外科医でもあり、埼玉県鴻巣市にあおき歯科医院を開設。高校生&中学生の2児の母でもある。

 

久子さんと知り合ったのは5、6年前かな?とてもキュートな女性であります。

そして今回取材をお願いしたのは、ご自身のクリニックにアートを飾っていらっしゃることに、以前から興味を持っていたからです。12月中旬に取材しましたので、院内にはクリスマスデコレーションも。

 

ちなみに手前の小さい正方形は、私のカレンダーの写真を切り取ったもの。たびたび私の作品を置いてくださってありがとうございます…!

 

私自身、アートにも片足を突っ込みつつ、医療関係の翻訳や編集にかかわっているので、納得や共感の嵐が何度も巻き起こるインタビューになりました。もちろん、まったく関係ない分野の方々にも、あちこち参考にしていただける内容です。

今回の記事は、アートやハンドメイドなどの創作系の仕事をしたい方(している方)や、好きなことを仕事にできたらいいなと願っている方に、特にオススメします。

 

絵を飾れるようになるまでには「格闘」があった

 

―パステルアートを始めたきっかけは何だったんですか?

 

東日本大震災の後、心理学の講座に通い始めたんですけど、そこで知り合った人の中にパステルアートのインストラクターさんがいたんです。

パステルアートって、パステルを粉にして指で描いていくんですが、一度やってみたら砂遊びとか泥遊びみたいで、「なんだこれは!楽しい!」って夢中になりました。ただ描いては嬉しくて、描いた絵を人にあげたりしていましたね。

そうしたら、「そんなに好きならインストラクターの資格を取れば?」って言われたんです。

当時私は好きで描いているだけで、教える気はなかったんですね。でも、いろいろな技法を学べると聞いたので、じゃあやってみようかな…と思って、インストラクターの資格も取りました。

こんな経緯だったので、夫(※クリニックの院長)からはただの遊びに見えていたんじゃないかな(笑)。

 

―何か始まったぞ、みたいな(笑)?

 

そうそう(笑)。だから、「自分で描いた絵をクリニックに飾りたい」ってずっと言っていたんですけど、最初はぜんぜん相手にされませんでした。「は?どうしてそんな素人の絵を飾るんだ?」って。

でも、作品を買ってもらえるようになってから変わりました

近所に、いつも通っているアロマサロンがあって、そこのオーナーさんにも絵を何度もあげていたんですね。ある日その方が、「これ、もらえません。ちゃんとお金を払うから売ってください」って言ってくださって。「えーっ!?買う人がいるんだ…!」って、私以上に家族がびっくりしていましたね。

そうしたら、夫が「絵を飾っていい」って言ってくれたんです。買ってくれる人がいるということで、遊びではないことがちゃんと伝わったみたいですね。

最初は1ヵ所だけだったんですけど、飾りはじめたら、歯科衛生士さんが「もっと飾りましょう」ってものすごくプッシュしてくれたんです。それで、少しずつ飾れる部屋が増えていきました。

今では、待合室にも、衛生士さんが診るクリーニング用のお部屋にも、そして診療室にも飾れるようになっています。

だから、「飾れるところがあって羨ましい」ってよく言われるんですけど、最初から飾らせてもらえたわけではないんです。少しずつ、少しずつ広げてきたんですよ。

 

―自分のクリニックとはいえ、久子さんが頑張って勝ち取ってきた場所なんですね。

 

そう!そうなんです!!

けっこう辛辣なことも言われたんですよ、「それ何の価値があるの?」とか!

 

―絵を飾れるようになったのはいつごろからなんですか?

 

パステルアートを始めたのが2012年で、飾れるようになったのは2014年に入ってからですね。

 

―じゃあ、格闘期間が2年ほどあったわけですね。

 

そうですね、とにかく1枚置かせてもらうのが大変でした。

今はそこの柱にも飾らせてもらっていますが、もともとここには別の版画の作品が飾ってあって。

 

 

―あ、違う人の作品が飾ってあったんですか?

 

ちゃんとしたプロの人の作品が飾ってあったんです。とてもかわいい版画でした。

 

―プロの作品があった場所にも飾れるようになったなんて、すごいじゃないですか!

 

スタッフや患者さんが、思った以上に私の絵を「良い」って言ってくれたからですね。

 

―周りの声はありがたいですよね。

 

パステルアートってほんわかしているので、「飾ることで患者さんが和んだらいいな」っていう想いがあったんです。

衛生士さんのところに絵を飾りはじめたころ、衛生士さんが、「クリーニングにいらしたおばあちゃん、すごく緊張していらしたけど、顔を上げたときに絵が目に入って、『今日はすごく和んで良かった』って言ってましたよ、久子先生!」って患者さんの声を伝えてくれたんです。

初めて患者さんから頂いた言葉がそれでした。嬉しかったですね。

 

 

 

誰かの「お城」に絵を飾ってもらうということ

―今はその勝ち取ったスペースに、ご自身の絵だけではなく、別の人の作品も置いていらっしゃいますよね。

 

私が良いと思ったものだけを選んで飾っています。

でも、「久子さんは人を応援するのが好きなんだ」って思う人がいるみたいで、「私の作品もクリニックに飾って」って作品を渡されることがあるんです。

「自分の病院なんだから好き勝手にできるだろう」って思っちゃうんですかね。

 

―ああ、なるほど…。まさか頑張って勝ち取った場所だとは、想像がつかないんでしょうね。

 

今はクリニック以外でも飾ってもらえているので、「どうやって絵を外でも飾ってもらえるようになったの?」ってときどき聞かれるんです。

でも、「最初はただ好きで描いていて、プレゼントしているうちに、買ってもらえるようになったんだよ」って言うと、「じゃあ私も、病院とか美容院で飾ってくださいって頼んでみようかな」って返ってくることがあります。

でも私は「飾ってください」って持っていったことはないんですよ。私があげたいからあげていただけ。相手が気に入ったら飾るだろうけど、それは相手の選択だから。

私はたまたま飾っていただいていますけど、「描いたら飾ってもらえる」と思ってしまう人もいるみたいで。これは実際に美容師の知り合いにも聞いたんですけど、病院にしろ店舗にしろオーナーの「お城」だから、急に持ってこられても困るんですよね。

 

―たしかにそうですよね。持っていく側は飾ってほしい一心ですけど、相手の「お城」で受け入れてもらえるかどうかは別の話で。

 

勘違いしがちなところだし、私自身も気をつけなければいけないんですけどね。

 

―久子さんの作品が置かれているのは、このクリニックと近くのアロマサロンの2ヵ所ですか?

 

今は神田の貸会議室にも飾っていただいています。

きっかけは、アロマサロンで絵を飾っていただいている様子をFacebookに載せたことでした。その投稿を見て、貸し会議室のオーナーさんが3枚オーダーしてくださったんです。その後も、「毎月描いてほしい」と続けてご依頼いただいています。

あと、都内でイメージコンサルタントをしている方にもオーダーいただきました。ご自身のサロンに飾ってくださっていますね。

 

―どんどん広がっていますね。素晴らしい…!

 

オーダーって、0からオリジナルで考えるので、すごく時間がかかるんです。

でも、ただ描くと「ただ描いた絵」になってしまいますし、疲れているときに描いた絵も、見る人が見れば「疲れているときに描いたんだな」ってわかってしまうんですよね。

 

―片手間で描いたんだな、とか(笑)。

 

そう!技術的に凝っていればきれいだと言う人も多いですが、気持ちが入っていないものって、わかる人にはわかるんですよね。

見た人がほんわか和む絵が理想なので、自分の気持ちをちゃんと整えておくのも仕事です。

 

 

絵に気づける人と気づけない人の違い

(待合室のテーブルにはフォトブックが。私の過去作も2冊。ボロボロになるまで読まれていて感動しました…!)

 

―でも常に置いてくれてるところがあるって良いですね。いつも見てくれる人がいるわけですから。

 

有り難いですよね。でも…絵を見ている人って2割いないんじゃないですかね。今はスマホをずっと見ている人も多いですし。

絵に気づく人って、「あ、今日は空がきれい」とか、いろいろなことに気づける人じゃないかな。アロマサロンのオーナーさんもおっしゃっていたんです。「あ、変わったわね」って言ってくださる人と、絵だけでなく他のものにも一切興味を示さない人に分かれるって。

 

―そういう人たちって、例えば歯の健康に関する貼り紙なんかは見てるんですかね?

 

見ている人もいるでしょうけど、何も見ていない人も多いんじゃないかな…。

呼ばれたら診察を受けて、合間はずっとスマホを見て、会計して帰る。この話、いろいろな人にしてみたんですけど、結局、アンテナを張っているか張っていないかじゃないかって。

 

―へええ…。でもなんかわかる気がします。

 

「気づく人は話の聴き方や講座の受け方も違うよ」っていう声もありました。

常にアンテナを張っている人は、ちょっとしたことでも自分から興味を持つ。アンテナを張っていない人は、何にも興味がなくてひたすら受け身というか。

 

―うーん、なるほど…。でも、たとえ絵をしっかり見ていない人が多くても、この待合室に本当に何もなかったらと思うと…やっぱり寂しい感じがします。

 

歯医者さんって想像以上に「怖い」と思われているんですよね。

クリニックにパステルアートを飾っている様子をFacebookにアップしたら、とにかく「歯医者さん怖い」っていうのがみんなからものすごく伝わってきて。「そこまで怖いんだ!」って。

 

―どうしても「痛そう」って思っちゃう。

 

あと、歯医者特有のにおいですよね。

 

―ああ、たしかに歯医者さんのにおいって緊張します。

 

だからなおさら、少しでも和む空間が作りたくてパステルアートを置いているんですよね。見ていない人が多いとしても、1人でも見てくれていれば、その1人に向かって描こうと思えますし。

 

―さっきのおばあちゃんみたいに、見ている人は見ていますしね。

 

ね、あれは本当に嬉しかったです。

 

 

口腔外科医を目指した2つの理由

(口腔外科の診療室にはたくさんの医学書が。患者さんに説明する際に、ビジュアルや図が豊富な本を使用することもあるそうです)

 

―口腔外科の診療がご担当なんですよね。

 

ここで週1回ですね。口腔外科は、親知らずを抜いたりとか、外科処置が専門なので、そんなに患者さんが多くないんです。

 

―そもそも口腔外科を志したのはなぜだったんですか?ご実家が歯医者さんだったとか?

 

いえ、違うんです。でも、きっかけは母方の祖母ですね。歯医者になりたかったみたいなんですが、歯学部の試験に受かったのにもかかわらず、父親に「歯医者になんてならなくていい」って言われてしまって諦めたらしいんです。

 

―それは時代的に考えると「女がやることじゃない」ってこと?

 

そうですね。祖母は、歯学部に行かせてもらえなかったことをずっと恨んでいたみたいで。自分の子どもたちを歯医者にすることはできなかったんですが、だからこそ孫には誰かしら歯医者になってほしいという想いがあったみたいです。

私は祖母と一緒に住んでいたので、「歯医者さんになりなさい」ってことあるごとに言われていたんですよね。

 

―そうか、おばあさまの影響だったんですね。

 

はい。それで、私には3歳上の兄がいるんですが、小学校低学年のときに、病気で口が開かなくなってしまったんです。

そのときに入院して手術を受けたのが大学病院の口腔外科で、私は「歯医者さんで手術をするなんてすごい!将来ここに入りたい!」って思ったんです。このとき兄の手術をしてくれたお医者さんが、後に私が教わった教授です。

実は先日、ある先生の退官パーティで教授にお会いしたんです。そこで初めて、教授に兄の名前を伝えて、私がその妹であること、教授の手術に感動して入学したことを伝えたんです。そうしたら教授はすごく喜んでくれて、2人で泣いてしまって…。言えて良かったです。

 

―それは先生も嬉しかったでしょうね…!

(用具、滅菌中。院内を見せていただいたのですが、衛生面を含め、細部まで配慮の行き届いたクリニックという印象でした)

 

―でも、念願叶って口腔外科医になったものの、今はパステルアートのほうがメインという感じですよね。

 

そうですね、自由気ままですね(笑)。

 

―好きなことができるのは幸せなことですよね。作品を描くだけでなくて、レッスンもやっていらっしゃるんですよね?

 

はい、でもレッスンは、パステルアートを描いてみたくて、かつ私に教わりたい人がいるときだけですね。殿様みたいな感じですけど(笑)、私はあまり大勢を相手にするのが得意ではないので、それだけハードルを越えて来てくださる方だけに教えるのがちょうどいいです。

 

 

願いは、患者さん目線の和む空間が増えること

 

―久子さんの夢とか、この先叶えたいと思っていることって何ですか?

 

このクリニックに限らず、ホスピタルアートが広まるといいなって思っています。

ホスピタルアートって本来は、病院全体がアートになっているものを指すみたいなんですが、患者さんが暗い気持ちにならないような空間を作れたらいいなと。だから、自分の絵だけではなくて、いろいろなアートが病院にどんどん広がればいいと思います。

そのために何ができるんだろうな…まず自分ができる地道な1歩が、ここに飾ることですよね。

 

―お知り合いで病院にアートを置いている人っています?

 

お医者さんに行くと、なんか似たような絵が飾ってありますよね。著名な作家さんの絵なのかもしれないですけど、患者さんが見てどう思うかを考えて絵を飾ってほしいというか。

絵だけでなく、写真でもお花でも何でもいいと思うので、和むような雰囲気づくり、空間づくりですよね。「病院を楽しい空間にしよう」みたいな発想がまだあまりない気がします、日本って。海外は本当にポップなところが多くて、小児病棟なんかも楽しそうな感じなんですけど。

 

―たしかに「ホスピタルアート」という言葉はちらほら聞くけど、実践しているところはまだ少ない気はします。権威のありそうな絵は見かけるけど。

 

そう、そうなんですよ!どうやったら広まるんでしょうね。

 

―久子さんご自身がホスピタルアートの良さを伝えていくのが一番説得力ありそう。医者であり、描く人でもあるから。

 

そっか。交流会みたいな場って面倒で参加していなかったんですけど…これから参加しようかな…(笑)。

 

―やっぱり病院って緊張するから、少しでも和む空間であってほしいですもの。風邪ぐらいならまだしも、何か変な病気だったら嫌ですし。

 

患者さんは不安でいっぱいですよね。

以前も、「自分は舌がんじゃないか」って怯えていた患者さんがいらしたんです。舌って、よく見てみるとけっこう変な形をしているので、びっくりしてしまう方がたまにいらっしゃるんです。

でも、診察してみたらやっぱり正常だったので、「ここはちょっと気持ち悪く見えるかもしれないですけど、大丈夫なんですよ。でもびっくりしちゃいましたよね、不安でしたよね」ってお話したら、笑顔で帰っていかれたんです。

 

―そうやって不安を受け止めてもらえるのって、私には模範解答のように思えます。安心が欲しい人がたくさんいるわけですよね。

 

そうですね。それに、万一実際に何かあったとしても、怖くて怖くてずっと病院に来られないまま手遅れになるよりも、早めに来てくださる方のほうがすぐ対処できますし。

 

―大変なことになってしまうよりもずっといいですよね。だからこそ病院が行きやすい空間であってほしい。

 

クリスマスの時期なんかは特に、自分たちの趣味で飾り付けをしている病院もたくさんあるとは思うんです。でも、まだ有名な絵をなんとなく置いているだけのところも多い気がするので…。

患者さんがほっと和むようなものを置く病院が増えてほしいです。

 

 

父の死で学んだ「あるがまま」の大切さ

 

―久子さんにとっての幸せって何ですか?

 

私自身は、ワクワクを大切にしています。ワクワクしたほうに行くので、いつも楽しいですね。

 

―たしかに久子さんは、楽しいところにポンッと行っているイメージがすごくあります。

 

ポンッと行ってしまって疲れちゃうこともあるんですけど(笑)。でもワクワクしない、楽しくないと思ったら、その場にはいないですね。

 

―その感覚は大事ですよね、やっぱり。

 

あとは、あるがままというか…その人がその人らしくいられることかな。

 

―あるがまま。

 

実は昨年、父が食道がんで亡くなったんです。

父は、私たちが一生懸命病院を探して、お医者さんが頑張って手術でがんを取り除いてくれたのに、自分はそれこそ殿様のように何でもやってもらうばかりで、お医者さんの言うことも聞かなくて。だから、「ちゃんとやって」ってきつく言ってたんです。

私は自分が口腔外科医として大学病院にいたときも、患者さんにちゃんとしてほしいと思うタイプだったんですね。言うことを聞かないなんて死にたいのか、と。でも、それもその人が選んでやっていることで、「あるがまま」なのかもしれないな、と気づきました。

だから、「自由に生きたい」っていう父の想いを尊重できていなかったかもしれない。近ければ近いほど、大切であればあるほど、どうしても自分の常識や想いをぶつけてしまうのですけど。

 

―元気でいてほしいからこそ、言いたくなりますよね。

 

でも、その人がその人らしく生きることもそうですし、周りもそれを認めてあげられたほうが楽ですよね。それこそが幸せなのかもしれないなって。

父のお世話になっていた病院では、外科の先生は私と同じで厳しかったんですが、抗がん剤を打ってくれる腫瘍内科の先生はすごく優しかったんです。押し付けるばかりではなくて、患者の意思をおおらかに受け止めていて、すごいなと思いました。

 

―そこの加減は難しいですよね。お医者さんは当然、良くなる方法を言いたいわけですし。

 

このクリニックで診察していたときも、まだまだだな…って思うことがありました。

「舌が痛い」という患者さんが来ることがあります。舌って筋肉の塊で敏感なので、精神的な症状が一番出やすいんですね。でも、実際に炎症を起こしていたりしても、話を聴いてあげて気持ちが落ち着くと、痛みが和らぐんです。

とはいえ、話を聴いているとどんどん診察が長くなってしまうのが難しくて。話を無理やりまとめて終えようとすると、「あ、ごめんなさい…」って患者さんが申し訳なさそうにしてしまったりして、「あ、これじゃダメだ」って反省するんです。

つい相手を変えようとしてしまう。だから、さっきの腫瘍内科の先生は本当にすごいなって。

 

―他の患者さんも待っているし、どこかで終わりにしないといけないから、難しいですよね。当然、「こうしたほうがいい」っていう知識や指示を求めてくる人もいるでしょうし。

 

はい、それでスッキリ帰る方もいます。でも、家であったことを聴いてほしい患者さんもいるので。

でも、もしかしたら歯を抜くよりも、話を聴いて受け止めるほうが好きかもしれません。こうなると医者なのかカウンセラーなのか…っていう感じですけど。

とはいえ、診療はどうしても時間が限られます。だからこそ、アートである程度気持ちを和らげてあげられたらと思うんですよね。

 

 

 

★青木久子さんの「私、これが好き!」

※好みが見えると人が見える…!?取材させていただいた方に、好きなものやオススメのものを伺っていこうと思います!

 

パンダと犬(スティーヴン★スピルハンバーグ著)

 

最近、Instagramで漫画を見るのが好きなんです。人気の漫画はどんどん書籍化していくんですよね。

中でも、「パンダと犬」という漫画がすごく好きです。うめちゃんっていう年寄りの犬をパンダが飼っていて、「うちの犬がかわいい」って言ってるだけの漫画なんですけど(笑)。

でも、よぼよぼのうめちゃんがとにかくかわいいんです。うんちがついていてもかわいいっていう…すごいことですよね、これ。もうすぐ2巻が出ます。

 

 

★おしらせ

久子さんのパステルアートは、FacebookInstagramでご覧いただけますので、フォローしてみてください。オーダーやレッスンのご希望はメッセージで。

 

◎今回取材でお伺いした久子さんのクリニック、あおき歯科医院(埼玉県鴻巣市)のホームページはこちら

診療室なども見せていただいたんですが、感染対策なども徹底されていて、安心してかかれるクリニックだと感じました。お近くの方、ぜひ。

 

 

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