「自分には何もない…」と思ってしまったときの3つの処方箋

「自分には何もないんじゃないかと思っていた…」

 

先日、そんな言葉を目にしまして。

「何もない」の中身は、才能とか能力とか魅力とかお金とか地位とかパートナーとか、人それぞれ、時と場合によっていろんなものを指す可能性があると思います。目に見えるものも見えないものも。

 

「自分には何もない」って思ってしまうとやっぱり落ち込むし悲しいもので、「落とし穴」にハマったように暗闇に閉じ込められているような気持ちになって、動けなくなりがちです。

私も過去に何度もそう思ったことがありますが、冷静に考えるとだいたい自分の勘違いなんですよね。落とし穴だって、上を見れば光が見えるんじゃないだろうか。

だから、「自分には何もない」なんてことは絶対にない!と言い切ってしまってよいのではないかと思います。

 

とはいえ、それでも「落とし穴」に落ちるときは落ちるもんで。経験者として、どうやって穴から抜け出せばいいのか?という話を書いてみたいなと思います。

 

 

 

「自分には何もない」=人と比べているとき

冒頭に書いたように、冷静に考えたら、本当に何もないはずはないです。

何かしらできるはずだし、何かしら考えているはずだし、何かしら感じているはずで、単にそれが見えなくなっているだけ、見失っているだけの状態だと思います。

 

どうして見失ってしまうのかというと、たぶん「あの人はこんなに持っているのに」「あの人はこんなにできるのに」と、人との比較をしてしまっているのではないでしょうか。

だから、「自分には何もない」というのは、もう少し詳しく言うと「あの人はいろいろ持っているのに私には何もない」ということ。

 

他人と自分の持ち物は違って当たり前。隣の芝生は放っておいても青く見えるもの。あなたがしているその比較、意味があるのでしょうか…?

誰かと比べるのではなく、純粋に自分が持っているものを評価するとしたら、あなたにも必ず何かはあるんじゃないかな。

 

 

「自分には何もない」=暇なとき

で、そうやって他人と自分を比べてしまったり、「自分には何もない…」と落ち込んでいられるときって、だいたい暇なんですよね、少なくとも私の経験上は。

もちろん、忙しすぎて心が病んでしまうような状態はまた別でしょうが(それは暇とかじゃなくてしっかり休んでね)、やることがいろいろあって充実しているときって、そういうことを考える暇すらないような気がするのです。

 

余計なことを考えられるのは、余力があるからかもしれない。

暇をもてあましすぎて、常に一緒にいる「自分」という存在にベクトルが向きすぎていませんか?自分の中のあらばかり探してしまっていませんか?

 

だからね、あんまり考える暇ばかりあるのも考えものだな…と思ったりします(笑)。

皿を洗ってもいい、掃除してもいい、散歩してもいい。何でもいいから体を動かすと少しフォーカスがゆるんで、考えすぎなくて済むような気がします。

たまに立ち止まって自分を見つめなおしたり、建設的な考え事をしたりする時間は必要ですけど、変なことを考える余力があるなら、その余力、使ってしまえばいいのですよ。

 

 

「自分には何もない」=何でもできる!

それでも「自分には何もない」としか思えないのだとしたら…ちょっと見方を変えてみたらいいと思うのです。

 

本当に何もないのだとしたら、自分は真っ白いキャンバスみたいなものだと思ってみたらいい。今から何を描いても良いのだとしたら、ちょっと楽しい気持ちになりませんか?

 

どうしても、経験を積み重ねて専門性が形作られていけばいくほど、そこから違う世界に移るのは勇気が要るような気がします。

もちろん、誰も止めはしないのだけど、積み重ねたものを活かしたいと思う人のほうが多いだろうし、成功するかどうかわからないことをやるのはやっぱりハードルが高いですよね。

 

ある意味、「何もない」って自由で動きやすいということ。

 

何もないからこそ、何を始めても0からのスタートです。これから何でもできるという希望です。だから、純粋にやりたいことをやればいい。そういうメッセージだと受け取ればよいのかもしれません。

 

 

「何か」って、動かなければ見つからない

 

それでもやっぱり自分には何もない気がする…どうしても「何か」を見つけたい!と思ったらどうすればいいのか。

じっとしていては無理で、動くしかないと思うのですよね。何事もやってみないとわからないし、そもそもやってみない限り、それが好きか嫌いかどうかも判断がつかないですから。

 

だから、もし「自分には何もない」と落ち込んでしまうことがあったら、

 

本当に本当に、自分が本心からやってみたいことは何か?

本当に本当に、自分が大切にしたいと思うことは何か?

 

それを考えるためのチャンスなのかな、と思ったりします。

 

できるできないの話ではない。

現段階で他人よりも劣っていたとしても頑張りたいと思えるもの。それは、周りと比べるよりも、自分の心にしっかり問いかけるべきもの。

 

最初にも言いましたが、何も持っていない人はいません。かといって、何もかもを持てる人もいないんです。

どこに光を当てて、どこに向かって進むのか。

 

自分の人生は、自分で選ぶ。

 

 

※やりたいことがわからない大人は多い、というかわからない人のほうが多いもの。

好きなことを仕事にする前に、好きなことがわからない問題