好きなことを仕事にしたいなら、仕事にならない「好き」に注意!

これまでにも「好きなことを仕事にする」系の話は何度か書いていますが↓

好きなことを仕事にする前に、好きなことがわからない問題

好きなことで起業・独立するなら覚えておきたい、フリーランスの先輩の言葉

 

個人的に、仕事にできる「好き」とそうじゃない「好き」があるような気がしているのですね。これを間違えると、好きなことがちゃんと仕事にならないのではないかと。

今日書きたいのはそんな話です。

 

仕事にできる「好き」の条件

 

仕事にできる好きなことって、

 

いくらでも鍛練したくなるもの

 

なのかもしれないなあと。

現状に満足してしまうんじゃなく、むしろいつまでも磨き続けていたい!と思えるようなもの。ある意味、いつまでたっても満足できないようなもの。

 

好きなことって、いくらやっても飽きなかったりするし、周りにも楽しそうなオーラが伝わりやすくて人も集まりやすい。楽しいところに人が集まるの法則。

でも、仕事にする以上は「価値提供」という点から逃れられないわけだし、やっぱりそこを無視しちゃいけないなあと。提供するサービスや商品は、やっぱり価値のあるものにしたいし、常に価値を高めていきたいところ。

だから、本気で好きなことを仕事にしたいと思っているなら、基本的な価値をいつまでも磨き続けられるかどうか?というのは自問しておくべきだと思います。身内の楽しさレベルで終わらないビジネスに育てたいと思うなら特にね。

 

こういう「好き」は仕事にしにくい

逆に、これを仕事にするのは難しいのでは…と感じるのは、

 

一過性の興奮状態を「好き」と混同してるケース

 

です。

 

「きゃーたのしー!」だけで仕事になるわけじゃないです(笑)。仕事にするってことは、ある程度続けていかないといけない。

最近は「ワクワクすることをやろう」っていう言葉をよく聞くし、ワクワクは大事だと思うのだけど、高揚感ばかりに注目してしまうのはちょっと危険かもって思う。

 

一時的な興奮とか高揚って、下がってくるから。

 

今好きだって感じることがあって、それを仕事にしたいと思うなら、まずは価値提供できるレベルまでその物事を続けられるかどうか。一過性の盛り上がりではないかどうかは、ある程度それでわかります。

技術とかスキルとか知識とか、必要なものはやっぱり必要ですからね。誰でもできることは価値にならないわけで。

だからこそ、好きな「だけ」で強行突破しようとしないで、自分の得意なことや強み、さらにお客様のニーズなどと掛け算するのが、仕事としてやっていくための道になります。

 

その辺をあまり考えたくないということであれば、仕事にしないで趣味レベルにとどめておいたほうがよほど幸せかもしれない。

好きなことって仕事にしないといけないわけじゃないからね。趣味として好き勝手楽しめるほうが、いろんなめんどくさいことを飲み込まなくていいので、断然ラクですし(笑)。

 

好きなことを仕事にするためには

こうしたことを踏まえて、単なる「好き」で終わらせずにちゃんと仕事にしたいと思うのであれば、

 

自分の力を客観的に見つめること

 

がどうしても大事です。

 

これ本当に不思議なんだけど、才能がありそうに見えて売れている人ほど、「才能がないから努力した」って言うんですよね。

でもたしかに、才能のある人だって最初からすごかったわけじゃなくて、世の中で認められていない時期というのがたぶんあったはずで。その状態をちゃんと捉えて、努力してきたんじゃないだろうか。

 

当たり前だけど、好きだという理由だけで通用するわけじゃない。

認められることや売れることがすべてではないけど、ビジネスはお金を払ってもらわないと続けられません。つまり、お客様の存在や評価から離れられない世界なんです、ビジネスって。自分の都合だけじゃなく。

自分がどう見えているのか、他人に振り回されることなく(ここ大事。だから自分が安定してないといけない)、冷静に理解しておくのは大事なことですね。

 

念のため言うけど、別に「甘くないよ」と脅したいわけじゃないのです。

でも、「好きなことを仕事にしたい」と軽い気持ちで始めてあっさりやめていく人が大勢いるところを見ると、現実って意外と伝わっていないのかしらと思ったりするのです。外からは表面しか見えないからね。

好きなことを感覚でやって成功しているように見える人ほど、実は論理的にものすごく考えていたりするし、驚くほど時間と手間を割いて研究し続けていたりする。

あと、感覚に任せても素晴らしいものが外れなくできるほどに練習して熟練してたりする。もしくは、そういったことを無意識に手に入れられるほどに没頭してしまうほど好きだ!っていうすさまじい情熱がある。そんな感じです。