Webという「逃げ場」が逃げ場ではなくなった話

先日、Twitterで知り合った方から、地元の品を送っていただきまして。

早速両方とも飲んでみたんだけど、香りも良くておいしかった(ありがとうございました)。

 

 

長らくWebの住人やってますけど、「Webで人と出会う」って本当に当たり前になりましたね(いろいろ事件なんかで定期的に悪者扱いもされますけど)。

私が匿名で趣味的な個人ブログを始めたのは、10年以上前でした。どうしたら読んでもらえるようになるのか…と、面白い文章を書きたくて頭をひねったり、「相互リンクお願いします」とコメントして歩いたりしたもんですw

相互リンクの文化とか、もはや知らない人のほうが多いですよねきっと…

 

私はあまり人付き合いが得意なほうではなく、話すよりも書くほうが圧倒的に気持ちが楽だったので、書き言葉でつながれるWebの世界は本当に快適で(というか今もそうなんだけど)。

Webであれば遠方の人たちとも簡単につながれるわけで、続けるうちに、日本各地に本名も顔も知らない知り合いが何人もできました。

 

そして、次第にリアルでお会いする機会も増えていきました。

近くに住んでいた人が野菜をおすそわけしてくださったり。地方にお住まいの方が「東京に行くから」とわざわざ声をかけてくださって食事をしたり。こちらが地方に行ったときに案内してもらったり。贈り物を頂いたり。

 

とってもとってもありがたいお付き合いではあったのですが。

 

顛末はこんな感じでした↓

 

当時の私にとって、Webは貴重な逃げ場でした。

 

リアルでは嫌われてしまいそうで、とても見せられないところや言えないようなことでも、匿名のブログであれば出すことができたし、文字にすれば発することができた。

(これが悪いほうに発展すると、「リアルではおとなしいのにWebではやたらと攻撃的で炎上させるような人」になりますね)

 

それに、人間って「知らない人になら言えること」ってあったりしますよね。身近な人にこそ言えないようなこと。カウンセラーみたいな「親しくない第三者」って、そういう意味ではとても役割が大きいと思うんですけど。

Webの世界にいれば、本名も顔も知らない人たちが聴いてくれたり励ましてくれたりする。しかも、ブログをやめたらするっと消えてしまうつながりです。それがまた良かったのだと思う。夢とか幻想っぽくて、リアル感がなくて。

 

でも、その幻想がリアルとくっついていくと、話はちょっと変わってきました。

 

「リアルでは嫌われるかも」と思って抑えてきた部分が、Webでつながった人たちにもばれてしまうかもしれない。

きっちり演じ切れれば良かったのかもしれないけど(できる人もいると思うんだけど)、私はそこまで器用ではなかった。当時の私には、ちょっと負担が大きかった。

 

当時のお友達でこれを見てる人はまさかいないと思いますが…この場を借りて当時の失礼をお詫びさせていただきますm(__)m

 

今になって思うと、「これ以上相手に応えきれない」という気持ちだったんだなと。リアルとは切り離された別人格の自分に、大量にいろいろな物事を与えていただいてしまったり、逆にすごく頼りにされてしまったり…たぶん1人1人にきちんと応えなければと思いすぎていて、受け取りきれない&返しきれないで潰れかけていた

 

 

匿名で始まったWeb生活も、途中から仕事用ブログを始めて実名で発信するようになり、今はこのサイトもFacebookもTwitterも全部実名です。

ツールによって発信内容に差はありますが、たぶんリアルよりもWebのほうが、私のことはいろいろわかるんじゃないだろうか(笑)。内臓まで見せてるような気持ちになることがたまにあるw

 

仕事から趣味まで雑多に幅広く発信していますが、それがまぎれもなく「私」という人間です。変にカッコを付ける理由も「本当の自分」と区別するような理由も、今はもうありません。

仕事だって雑食ですしw どれが本当の自分かと言われても、「全部です」としか言えません。自分にはいろんな顔があって、いろんなことをやっていて、いろんなことが好きで、いろんなことを考えている、それだけのこと。

 

別に人付き合いが得意になったわけでもありません。やっぱり今でも、引きこもっているのが好きですw (仕事はスイッチをえいっと入れてから挑むので、今まで講師やら面接やらコンサルやら普通にやってこれた)

でもだからこそ、先にWeb上でいろんなことを開示してしまって、私のことを少しでもたくさん知っておいてもらったほうが、直接誰かと会うときのストレスも軽くできるよな、と。親しみを感じてもらってから会ったほうが話が早い。

できるだけリアルに近い状態の自分をWebで知っておいてもらえばいいし、リアルで初対面の方にはWebを紹介して、興味を持ってもらえたら見てもらえばいい。書き言葉のほうが得意なら、それを使わない手はないですよね。

 

あとはもう…無理をしないというか。

私はどうしても「1人1人にちゃんと接しなければ」「ちゃんと相手に応えなければ」という気持ちになりがちで、反動でぷつっと糸が切れたように何もできなくなってしまうことがたびたびあるのですよね。

 

  • 来る者拒まず、去る者追わず
  • ただし疲れる相手は拒んでも良し
  • ちゃんとひとりになる(リアルもWebも)
  • ペンは剣よりも強いから、言葉を振りかざさない
  • 焦って「恩返し」よりも気長に「恩送り」
  • 本当に縁のある人ならまたいつかつながる

 

…みたいなことは、個人的なポリシーとして心に留めながら暮らしています。

 

 

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