最近考えていたことを記事にまとめておきたいと思います。
↓メモ代わりにツイートしてることが多いんだけど、Twitterいろいろと便利(私のTwitterはカオスですw)。
認めてもらうことや注目されることは嬉しいし、もっと認めてもらいたい気持ちもあるけど、「誰にも見られてないときこそ何でもできて最強に楽しい」んじゃないかと。
今の時代、どうしたっていろんな意見が飛んでくるけど、注目されてなければ、雑音なく自分の好きなことをひたすら追求できるわけで。— 及川智恵@雑食系フリーランス (@oikawachie) February 20, 2018
好きなことをやれってよく言われるのは、どんな評価をされても続けたくなることをやれってことだと思うんだけど、今は本当にいろんな声がネットで聞こえるようになっちゃったからねぇ
— 及川智恵@雑食系フリーランス (@oikawachie) February 20, 2018
好きなことを仕事にしたいという人たくさんいるけど、趣味のままの方が幸せっていうパターンも多いのは、昔よりも今の方がとてもよくわかる
— 及川智恵@雑食系フリーランス (@oikawachie) February 20, 2018
ビジネスにはお客様目線が必要、だけれども
SNSにしろブログにしろ、やっぱり発信するからには反応がないよりはあったほうが嬉しい。
いいね!を押してもらえたほうが嬉しいし、ブログのアクセスも多いほうが嬉しい。そして仕事につながったらもっと嬉しい(というか起業してる人はそれが本分だよね)。
でも、Webという大海原では、見つけてもらうことさえ大変です。「ホームページを作ったから、これでいろんな人が申し込んでくれるはず…!」なんておめでたいことはまず起こりません。残念。
だからこそ、特に起業当初は、InstagramとかFacebookとかTwitterとか、リアルのお友達とか関心の近い人たちとつながれるSNSを起点にビジネスを広げていく人が多いし、それが有効だったりするわけですね。
とはいえ、最初の「見られていない」「知られていない」「反応がない」っていう状態って、続けば続くほど不安になるものです。ビジネスって結局、必要とされなければ続けられないわけですし。
そうなると、「どうしたら売れるのか」「何を投稿したら受けるのか」みたいなことを考えるようになる。もちろん、ビジネスである以上その視点は重要なのだけど、周りの声に過剰に振り回されて自分を見失うと、苦しくなってしまう。
あの、既に起業してる方なら共感してくださると思うのですけど、意外と他人の意見って鵜呑みにできないんです。この記事みたいな話で。
↓↓↓
お客様に「こういうイベントやメニューを導入したら?」と言われても、実際にはそのお客様は利用してくれないこと
(この方の文章はいつも穏やかで好きです)
他人の声って参考にすることはするんだけど、不安すぎてそれに飲まれてしまうと、いろいろおかしくなっちゃうことがある。
自分のやりたいことから遠ざかってしまうと楽しくなくなってしまうし、下手すると好きだったことを嫌いになってしまうよね。
注目されていない=好きなことをやるチャンス
それで、です。
たしかに「見られていない」「反応がない」(つまり「売れない」ってことだと思うんだけど)って不安なのですが、
誰にも見られていないときこそ、思い切り好きなことをやるチャンスだ
と最近強く思うのです。
さっきの話じゃないんだけど、注目されるようになったらなったで、外野の意見がいろいろ聞こえてきたりする時代なんですよね、今って。
相談してもいないのにSNSとかで余計なアドバイスしてくる人もいるし、目立つようになれば批判されることだってあるかもしれない。コラボで揉めたとか利用されたとか、そんな話もよく聞きます。
売れない悩みもいろいろ聞いてきたけど、それなりに売れたら売れたで、いろんな悩みがまた聞こえてくるわけですよ。なんかもう、雑音から逃れられない。あああ、大変。
まあ、本当に売れて活躍したいのなら、そういう雑音を跳ねのけるだけの強さがないとダメだし、気にしてる暇もないんだけど、やっぱり人間、あれこれ言われると気になる。
そうなるとある意味、見られていない時期が1番気楽じゃないかなと思うわけなんですね。
少なくとも、好きなことを仕事にしようとしている限りではそうじゃないかな。要は趣味と変わらない状態ってことでしょ?趣味って楽しいですもの。仕事にしないで趣味のままのほうが楽しいってケースはたぶんすごく多いはず。
趣味であれば、売上も気にしなくていいし、周りの意見も放っておけばいい。ただひたすら、好きを炸裂させるだけ。仕事にしちゃうと、気にしなければいけない(気になってしまう)要素が多すぎるんですよね、きっと。
やりたい放題の結果がブランドになる
最近は、「パーソナルブランディング」という言葉もずいぶん広がっていて、自分をいかに見せるか、いかにブランド化するか…という話がすっかり浸透しているように思います。
たしかに、一貫した印象を与えられたほうが、自分という「ブランド」が確立されやすいし、覚えてもらいやすいし、仕事を頼まれやすい。
仕事を始める段階である程度「どう認識されたいか」という軸をしっかり考えておいたほうが良いのは事実です。
ただ、「見せ方」を気にするあまり、自分にないものをよそから持ってきて取ってつけても意味がないわけで。結局、自分の強みや魅力を把握して、そこに注目が集まるような見せ方をするしかないはずです。
でね。
注目されていない段階でどれだけ好き勝手を貫けるか?「自分の好き勝手にやる」ということを身体に覚え込ませられるか?
というのが、個人のブランドづくりの鍵になるのではないかと思ったりします。だって、何かを徹底的にやり抜くことで、何よりも強烈な個性が作られると思うから。
光るほどの個性って無理にこしらえるものではなくて、自分として一生懸命生きた先にしかありません。
そして、好き嫌いってその人の個性の最たるものです。
だから、「好きなこと」という個性の塊みたいなものに熱中することで、自然とその人自身を表現し、他人を惹きつけるような光を放てるようになるんじゃないかと。
もちろん、仕事にするなら「伝える」「伝わる」ということを考えなければならないし、お金にするための仕組みなんかも必要です。
1人で没頭しているだけでは仕事は来ません。人と会わなければならない。何をしているのか言葉やビジュアル等に落として発信していかなければならない。
(その過程をお手伝いするのが私の仕事だと思ってる)
でも、1つの事例なんだけど、本当に「インスタ映え」している人たちほど実はそこまで「インスタ映え」を意識していない…という話を聞いたことがあるんですよね。これは人によるのだろうけど。
自分の見せたいものを徹底して追求して見せ続けた結果、自然と一貫した世界観が生まれていて、みんなに支持されるような素敵な写真が撮れるようになっていくのかなと推測します。
…ということは、見られていないうちに好き勝手やって、自分の世界観をがっちり作っておけたら最高じゃないか!
最初から売れるかどうかばかり考えて他人の目を気にしたものばかりを世に出すよりも、自分を貫き通した上でまず何かを作り上げて、できあがったものをどうやって売るか?を後から考えても遅くはないような気がします。
今はいろんな価値観の人がいるから、誰かには必ず刺さると思う。ちゃんと発信していけばね。
「好き」こそが軸を作ってくれる
最近は「自分の軸が欲しい」という言葉をよく聞くし、「軸」がぶれることを過剰に気にする人も多いんですが、
・最も貫きやすいものは「好き」なもの
・そもそも人間の考えることなんて生きてるうちに変わって当たり前
…なんじゃないかと。
それなら、「軸を作らなければ」と頑張るよりも、好きなことを好きなようにやって、それを発信してみたら、意外と面白がってくれる人が出てくるのではないか?と思ったりするのです。
徹底的に突き詰めて濃縮されたものって、独特の面白さがあってみんな見てくれるものですし。
「私、こんな面白いことしてるのにな…みんな知らないなんて気の毒ね…ふふふ」ぐらい思えるとちょうどいいんじゃないだろうか。そのぐらいに思えることを、見られていなくても勝手にやり続けるのですよ。
とにかく、今から何か始めようとしてる人や、全然うまく行かなくて悩んでいる人こそ、
今がチャンス!
ってことだと思う。いやあ、おいしいなー。