最近の読書記録(2018.7)

「私が読んだ本を知りたい」という需要が一部にあるようなので、ときどき読書リストをアップしようかなと思います。

ビジネス書が多めになると思いますが、ジャンルは雑多です。私の独断と偏見によるチョイスなので、好みに合うものがあるかどうかわかりませんが…よろしければ手に取ってみてください。

 

★「ブランドのそだてかた」(中川淳、西澤明洋)

DEAN & DELUCA、六花亭、MARKS & WEBなど、よく知られたブランドの経営者に著者2名がインタビュー。ブランドをどのように育ててきたのか、どのように成功に導いてきたのか、紐解いている本。

出版が2012年なので、情報としては古くなってしまっていますが、思考や行動のプロセスや各経営者の哲学などは、今読んでも十分感じられるのではないかと。

また、2名の著者は経営者&デザイナー。個人的にはデザイナー目線の話が面白かったです。ブランドを伝えるためにデザインって外せないですもんね。


ブランドのそだてかた(中川淳、西澤明洋)

 

★「アルケミスト」(パウロ・コエーリョ)

実はこの本、池袋の梟書茶房さんで、昨年コーヒーと本のセットをオーダーしたときに付いてきたものでした。セットのコーヒーと本は定期的に入れ替わっていて、どの本が来るのかはオーダーしないとわからないしくみです。

もうずいぶん前に出た本で、世界的にもベストセラーになっている物語ですが、私は読んだ記憶がなく…。内容的には「青い鳥」の壮大版、というイメージかな。

良いことばかりが起こるわけではない現実の中に、少しでも夢や希望を見出して勇敢に生きたい大人にオススメ。


アルケミスト Anniversary Edition(パウロ・コエーリョ)

 

★星野源 音楽の話をしよう(星野源)

雑誌「AERA」で2016年度に連載されていた「音楽の話をしよう」という対談(というか雑談)を、連載時にはカットされた部分も含めてまとめた1冊。

「音楽の話」というテーマでありながら、対談のゲストは音楽に限らないさまざまな分野で活躍している面々。音楽には特に詳しくない私も、音楽以外の話がけっこう分厚くしっかりしていて面白かったです。

まえがきは『雑談の中に本質があるのだと思います』という言葉で始まり、『用意された「名言」などいらない。面白い仕事をする人はたいてい、普段のそのままも面白いのですから。』と終わります。本当にそうだね。


星野源 音楽の話をしよう(星野源)

 

★「人はなぜ物語を求めるのか」(千野 帽子)

「物語」とか「ストーリー」という言葉が乱用されぎみな今、タイトルに惹かれて購入。「ストーリーが大事」とあちこちで言われるのは、人間がストーリーを好むからなのですが、鼻につくものも多いのがずっと気になっていて。

他人のストーリーやフィクションに感動したり乗せられたりするだけでなく、「自分の人生」も物語。私たちはいつの間にか、目の前の出来事の理由を探して決めつけて思い込んで、日々物語を生きている。再確認させられます。

悪用するでもなく、無意識に飲まれるでもなく、せっかくなら物語をうまく「活用」して心地良く生きたいものだなと。若干心理学的?カウンセリング的?でもあって、最後は自分を見つめ直さざるをえなくなります。


人はなぜ物語を求めるのか(千野 帽子)

 

★「はじめての編集」(菅付雅信)

「編集」という言葉を聞くと、雑誌や書籍のイメージが強いかもしれませんが、もはや全然それだけにおさまらないのが編集。私自身もあちこちで「編集」に近いことをやっている&やっていく自覚があって手に取った本です。

「編集とは?」という基本的な話から、企画、言葉、イメージ、デザインといった各要素の話、さらには(冒頭に書いた通り)拡大されている編集の世界まで、「はじめて」の人向けにふさわしい内容。永久保存版にします。

『編集は企画を立て、人を集め、モノをつくるために、言葉とイメージとデザインをアンサンブルすること』という定義が帯にも書かれているのですが、これに当てはまる仕事、世の中にけっこうあるもんね。

はじめての編集(菅付雅信)

 

 

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