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雑食系フリーランス 及川智恵/世界には、人の数だけ「面白い」が溢れている。

Photo Art

100種類のアプリを試した結果、私は写真で絵を描いている

投稿日:2017年9月26日 更新日:

11月7日から始まる個展@京都、少しずつ準備をしています。

DMの手配が終わって、作品ガンガンつくらないといけないところ。まだまだやることが山盛りでございます。がんばれわたし。

 

私と写真の話、知らない人も多いので、たまに書いていこうと思っています。お時間ある方は、ぜひ過去記事もあさってくださいね

 

 

iPhoneアプリを100種類試した話。

私の作品づくりの相棒は、初心者モデルの一眼レフ(5万円ぐらいで買えるやつ)とiPhoneです。

iPhoneは、写真アプリが使いたくて買いました。アプリでいろいろなことができるっていう情報を聞きつけて、どうしてもアプリで遊びたくなってしまったのです。

本当はコンデジ買うつもりだったんだけどね。なぜか携帯の機種変更をしてしまうという謎の顛末。

 

で、iPhoneを購入してすぐ、早速いろんなアプリをインストールして、面白そうなものを探したり、使い比べたりしました。

私、カメラとか写真に関係するアプリ、実は100種類以上インストールしたんです。買った直後に。

 

…暇だったんですねぇ(爆)

 

いや、ほんといろんなことを試してみたくて。もう今はアップデートされてなかったり消えちゃったりしてるやつもあると思いますけど。

レトロ風に加工するアプリとか、ゴッホの絵みたいに加工するアプリとか、コラージュするアプリとか、あとはオーソドックスに明るさとかを調整できるアプリとか。

 

他にも、ビー玉の中に写真をとじこめてみたり↓

 

普通に撮った写真を万華鏡っぽくしてみたり↓

 

こんなオシャレなこともできる(元は1枚の写真です、これ)↓

 

この辺は誰でもわりと簡単&確実にできるやつかな。しかも無料アプリでできちゃうので、遊びたい人はアプリいろいろ探してみると良いです。

iPhoneを手にした2012年あたりは、暇さえあればアプリ入れて遊んでた記憶があります。「アプリ講座やれば?」とか言われるほどにやってた(笑)。結局やらなかったけど(そうか、個展期間中にやろうかな…)。

 

で、いろいろ試した中から、

  • 自分で工夫のしがいがあるアプリ
  • 印刷に耐えられるクオリティの作品をつくってくれるアプリ

っていうのを残しながら今に至ります。もちろん、iPhoneを初めて買ってから5年経ってるので、後から新しく入れたアプリもたくさんありますけど。

それにしても作品つくりはじめて5年ってことか!そんなに経つとは自分でも気づかなかった。

 

 

100種類のアプリから私が選んだもの。

で、

  • 自分で工夫のしがいがあるアプリ

っていうのが私の中でかなり大事なんだなあと気づいたのは最近の話です。

 

100種類アプリを試した後、結局iPhoneに残っているのは10種類ぐらいなんですけど、中でも作品をつくるときに主に使っているのが、写真を複数枚重ねあわせる(多重露光)アプリ。

こういう写真が作れたりするわけなんですが、↓

多重露光, 写真
※私の写真に、きらきらとかお花とかを重ねたやつです

 

これ、重ね方に個性とかセンスがばっちり現れちゃうんですよね。同じアプリを使っても、見事なまでにその人らしいものが上がってくる。

それはそれである意味恐ろしい話なんだけど(笑)、どうやら、撮ってアプリでちょこっと加工して終わり…というよりも、自分の頭とか感覚とかで工夫のしがいのあるやつが好きなんですね、私。

好きというか、そうじゃないと退屈(笑)。同じものが上がってくるなら、私がやらなくてもいいわけだし。

 

これは3年ぐらい前の作品。フレームに入ってるので光っちゃってますが…。

4枚とも同じ写真を土台にしているんですけど、重ねる写真を変えると雰囲気ががらりと変わります↓


ちなみにこれ、人生で初めて売れた作品です。嬉しかったなあ。

 

何を重ねたらキレイで面白いものができるのか、追求している時間がなかなかの至福です。

フォトショップとかちゃんとしたソフトを使ったほうが上手にできるのかもしれないけど、使えないし持っていないので、iPhoneでちまちまやっています。

 

というか、iPhone(と初心者モデルのカメラ)でもここまでできる!って、誰でも手が届きそうで夢のある話じゃないですか(笑)。

 

 

写真で絵を描く、という感覚

そんなことを考えていてふと思ったんですが、私、写真を使って絵を描いてるんじゃないかなと。

絵心は皆無なんですけど、写真は極端に言ってしまえばカメラのシャッターを押せば撮れるし、切り取るところを決めればいいだけ。そして加工も、素材を組み合わせるだけなら、1から絵筆を取るよりもずっとやりやすい。

不思議と、自分の描きたいものを描いているような感覚に近づけるんですよね。

 

大量のアプリを試してみて主役級として残ったのが、写真加工なのに絵を描くぐらいの自由度と工夫のしがいが感じられるものだったのも、こうなるとさらに納得。

 

そういえば以前、この記事にも似たようなことを書いていました。今はこのときよりもはっきりと、「絵を描いてるな」っていう気持ちでいます。絵そのものは今でも描きたいと思わないけど(爆)。

幻想的な世界に憧れていたら、いつの間にかそんな世界を創っていた

 

そんなことに気がついたもんで、今回は「描きたいものをしっかり描き上げて形にする」っていうことを意識的にやっています。

今まではインスピレーションで写真を重ねあわせて、「あ、きれい」って思ったら完成…みたいなところもあったんですけど、そればかりじゃなくて、「これをつくろう」と狙ったものをつくるっていう。

その結果は、11月の個展でお披露目です。

 

私の作品、「写真です」って言うと「え?」って言われるんですね(当たり前)。

一般的に「写真」っていうイメージのものと全然違うのと、私の腕が悪いのが相まってしまうのか、「所詮遊びでしょ」って見られ方をすることも多くて、マジメに写真やってる人たちに申し訳ない気もするし、呼び方も迷ってしまう。

 

「絵みたい」って言われるから、「アート」と言ってしまうことも多いです。このブログのカテゴリも「Photo Art」にしてるし、Instagramのタグも「フォトアート」ってよく使います。

でも、「アート」っていう言葉、なんか大きいんですよね。ちょっと恐れ多い気がしちゃう。

 

写真で絵を描いているようなもんです」って若干意味わからないけど、今のところ自分の中では最もしっくりくる説明なので、しばらくコレ言ってみようかなと思います。

もっといいやつが思いついたらその時点で変更~。

 

-Photo Art

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