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起業・フリーランス

フリーランスが「ひとりブラック企業」化しないためのヒント

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翻訳者としてフリーになって3年目ぐらいだったかな、1ヵ月仕事を休んだことがある。旅行でもなく、病気でもなく、ただ休みたいから休んだ1ヵ月。仕事の性質上、どうしても締切に追われてしまうので、なんとなく疲れていたんだと思う。「そうだ、休もう!」…

及川 智恵さんの投稿 2015年7月10日

 

久しぶりに、このときみたいに長期休暇が欲しい…(少なくとも年内は諸事情により無理そうだけど・涙)。

 

フリーランスは「休むのも仕事のうち」

フリーランスって、ある程度自分の裁量で仕事できるかと思いきや、意外と多いのが、取引先の都合なんかを考えると休めない…という人。締切に追われる仕事も多いせいか、徹夜率もそこそこ高い気がします。

人それぞれでしょうし、仕事にもよるでしょうが、これって下手すると「ひとりブラック企業」です。冗談抜きで倒れちゃう。

 

だからこそ、フリーランスは「休みを取ろう」って意識しないといけない。休むのはフリーランスの仕事の1つだと思ったほうがいいです。

だって、あんまり無茶していると、倒れるまでいかなくとも、仕事の質が落ちてしまうから。頭も身体も働かなくなって。

仕事の質が落ちるってことは、仕事がなくなる=食べていけなくなる、ですからね。こわいこわい。

 

私がひとりブラック企業を脱した方法

私自身、フリーランスで仕事をもらい始めた頃は、かなり無理をしていました。睡眠は下手すると2、3時間。最初のうちはまだバイトもしていたので、昼間はバイト先で仕事して、家に帰ったら自分で取ってきた仕事をして。

とにかく仕事が欲しかったし、とにかく経験を積まないといけなかった。だから、もらえる仕事は全部やりたかったし、バイト先での先輩からの指導も捨てられなかった。1年弱、バイトとの掛け持ち生活を続けていました。

 

このとき頑張っておいたのは、後から思えばたしかに大きな財産になりました。

でも、当時私はまだ20代半ば。あと5年遅かったら、ここまで無理に働くことはできなかったと思います。

それに、若かったとはいえ、私はもともとあまりタフではないのです。こんな暮らしを続けていたら、身体を壊すのは自分でもわかりきっていました。

 

そういうわけで、ある程度継続して仕事が入ってくるようになってからは、意識を切り替えて、「集中して働いたら、集中して休む」というリズムを作るようにしています。

どうしても、大きな案件が来ると、数週間休みが取れなくなったりするのだけど、その場合は終わった後に1週間まとめて休んで、すっかりリフレッシュするとか。本当は、毎週1日でも休めるのが理想なのだけど。

 

 

取引先に振り回されないために

特にフリーランスになりたての頃って、相手の都合に合わせなかったり、仕事を断ったりしたら、もう次が来ないかもしれない…と不安になる人もいるかもしれません。

私もそう思っていた。実際に「断ると次はないよ」って先輩からも脅されたことがあります(笑)。そんなこともあって、だいぶ無理をしました。

でも、長い目で見たら、どう考えてもそれって苦しい。常に相手の都合に左右されていたら、新しいこともできないし、勉強する時間だって取りにくくなってしまうし、他の取引先と仕事もしにくい。

 

結局、取引先に振り回されることなく快適に働こうと思ったら、

 

1. 実力を付けて信頼されること。

「他に代わりがいない」「レベルが高い」と思ってもらえれば、こちらの都合を考慮してスケジュールを組んでもらえたりもしますし、一度依頼を断ったとしても、また別の案件を頼んでもらいやすいです。

もちろん、そういう信頼関係って、構築されるまでに時間がかかります。信頼を得ようとしている最初のうちが一番ブラック化しやすいんだけど、その期間にどんな気持ちで仕事をするかによって、その先が変わるんじゃないかと。

  • どんなに忙しくても、そのときの精一杯の仕事をやること。
  • 取引先の求めるものを的確に理解しようとすること。
  • 取引先の期待を超える何かを提供すること。

こちらの利益とか実績ばかりに目をやるのではなくて、あくまで取引先のことを思えるかどうか。忙しい中でも丁寧に取り組めるかどうか(雑さを見せない、とも言えるかも)。当たり前の思いやりが将来的な差になるような気がします。

 

※とはいえ、駆け出しの頃って、スキルもベテランさんたちよりも低いし、なかなか精一杯やっても追いつかないことも多い。そんな中でも取引先を思って仕事をするには、こちらの記事も参考にしてください。

やるべきことは1つ!駆け出しフリーランスの仕事の取り方

 

2. 休める体制を作っておくこと

仕事によるかもしれませんが、例えば自分が対応できない場合に、信頼できる別の人を紹介できるようにしておくとか。

フリーランスでもチームで仕事をするようなケースだったら、チームの他のメンバーとの情報共有を密にしておくとか。

あとは、どうしても人間だから、風邪引いたり熱出したり家庭の事情が生じたりするわけなので、みっっっちりのスケジュールはできる限り組まないこと。取引先に頼まれたとしても、私は無理やり交渉するか、断っちゃってます。

 

休んだら収入に響く→休まないと収入に響く

会社員と違って、フリーランスには有給的なものがありません。フリーランスがひとりブラック企業化しがちなのは、「休んだら収入に響くから簡単に休めない」という事情もあるかもしれません。

でもね、収入に響くから休めない…って無理をし続けるとどうなるかって、倒れちゃったら働けなくなって、やっぱり収入なくなるんですよ。下手すると医療費とか、さらなる出費があるんですよ。

 

そう、休まないと収入に響くんです、かえって。

 

不死身の肉体をお持ちの方や「仕事=遊び」みたいな方以外は(ちらほらいるんですけどね、こういう人種のみなさま)、ぜひとも「休むのも仕事のうち」ということ、意識しておいてください。身体が資本!

 

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